古典落語名作選集

VHS モノクロ、カラー33分 MONO Hi-Fi
古今亭志ん生《ここんていしんしょう》

 本名美濃部孝蔵。明治23年6月、東京の神田に生れる。17歳で橘家圓喬の弟子となり、大正10年金原亭馬きんで真打ち。昭和14年、49歳のとき、五代目古今亭志ん生を襲名する。昭和31年「お直し」で文部大臣賞、昭和42年に勳四等瑞宝章を受ける。昭和48年9月21日死去(81歳)。


志ん生の『風呂敷』 古い江戸ばなしの一つといわれている。『風呂敷の間男』の別名があり、この方が具体的である。
 昭和20年に戦争が終わるまで放送では禁演落語だったが、戦後開放されたといっても艶笑落語なので当然志ん生は前半になった際どい描写部分を省略して喋っている。
 今夜は戻らぬといって出かけた亭主の留守に若い新吉が遊びに来たので女房は酒を出して話し合っていると、帰らないはずの亭主が突然酔っぱらって帰宅する。あわてた女房は新吉を押入に隠すが……。
 志ん生の落語は八方破れとか天衣無縫などと評されているが、この一見大雑把な語り口に綿密な計算と確かな描写力が光っている。

能條三郎(演芸評論家)

■ 映像付録 ■古今亭志ん生を語る 語る人 古今亭志ん朝
古今亭志ん朝が語る、父志ん生の話芸の世界。

古典落語名作選集協力NHK
風呂敷製作・発行NHKソフトウェア
昭和30年NHK放送販売新潮社
口演 古今亭志ん生
デザイン スピアヘッド

古典落語名作選集

Last modified: Fri Jun 14 17:07:53 2002